ストップリミット注文とは
ストップリミット注文は、「ストップ価格」と「リミット(指値)価格」の2つの価格を設定する注文タイプです。
価格がストップ価格に達した時点で、設定したリミット価格での指値注文が自動的に発動されます。通常の指値注文では設定できない「特定の条件が成立したら指値注文を出す」という条件付き注文が実現できます。
ストップリミット注文の仕組み
例えば、BTCを以下の設定でストップリミット売り注文を入れるとします:
- ストップ価格:4,800,000円
- リミット価格:4,750,000円
- 数量:0.1 BTC
BTCの現在価格が5,000,000円の場合:
- BTCが下落して4,800,000円(ストップ価格)に達すると、4,750,000円での指値売り注文が自動的に発動されます
- 市場価格が4,750,000円以下になった時点で売り注文が成立します
通常の注文タイプとの違い
| 注文タイプ | 特徴 | 使用場面 |
|---|---|---|
| 成行注文 | 即時約定。価格は選べない | 素早い約定が必要な時 |
| 指値注文 | 指定価格での約定。未約定のまま残る | 特定価格で買いたい・売りたい時 |
| ストップリミット | 条件成立後に指値注文が発動 | 損切り・ブレイクアウト狙いに使用 |
バイナンスでのストップリミット注文の設定方法
スポット取引での設定
ステップ1:バイナンスのスポット取引画面を開き、注文パネルで「ストップリミット」を選択します。
ステップ2:以下の3つを入力します:
- ストップ:注文発動のトリガーとなる価格
- リミット:実際の指値価格
- 数量:売買したい数量
ステップ3:「売り注文」または「買い注文」ボタンを押して確定します。
リミット価格の設定のポイント
売り注文の場合:ストップ価格より若干低い価格にリミットを設定します。例えばストップが4,800,000円なら、リミットは4,750,000〜4,780,000円程度。価格急落時に約定しやすくするためです。
買い注文の場合:ストップ価格より若干高い価格にリミットを設定します。例えばストップが5,200,000円(ブレイクアウト狙い)なら、リミットは5,220,000〜5,250,000円程度。
ストップリミット注文の活用シーン
シーン1:損切り注文(ストップロス)
最も一般的な使い方です。保有しているBTCが下落してきた場合に自動的に売却するよう設定します。
「BTCが4,800,000円を割り込んだら、4,750,000円で売却する」という設定で、損失を一定額に抑えられます。
シーン2:ブレイクアウト注文
価格が特定のレジスタンス(抵抗線)を上抜けた際に自動的に買い注文を入れる設定です。
「BTCが5,100,000円(レジスタンス)を超えたら、5,120,000円で買い」という設定で、ブレイクアウトを自動的に捉えられます。
シーン3:トレーリングストップの代替
価格が上昇するにつれてストップ価格を手動で引き上げることで、利益を守りながらさらなる上昇を追う戦略に使えます。
ストップリミット注文の注意点
約定しないリスク:価格が急落してストップ価格を大きく飛び越えた場合、リミット価格での約定ができないことがあります。特にボラティリティが高い時間帯に注意が必要です。
このリスクを軽減するには、リミット価格をストップ価格より低めに設定することで、多少の価格飛びでも約定しやすくなります。
未約定注文の確認:ストップリミット注文はトリガーされて初めて板に出ます。発動したのに約定していない場合は、注文履歴を確認してください。
先物取引との違い:先物取引では「Stop Market(ストップ成行)」注文も利用でき、スリッページを受け入れて確実な約定を優先したい場合はこちらが便利です。
ストップリミット注文をマスターすることで、自動的なリスク管理が可能になり、取引から目を離している時間でも安全に運用できます。
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