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Binanceのストップリミット注文の使い方 - 利益確保と損失制限

· 約 5 分で読めます · ChainKer 編集部

ストップリミット注文とは

ストップリミット注文は、「ストップ価格」と「リミット(指値)価格」の2つの価格を設定する注文タイプです。

価格がストップ価格に達した時点で、設定したリミット価格での指値注文が自動的に発動されます。通常の指値注文では設定できない「特定の条件が成立したら指値注文を出す」という条件付き注文が実現できます。

ストップリミット注文の仕組み

例えば、BTCを以下の設定でストップリミット売り注文を入れるとします:

  • ストップ価格:4,800,000円
  • リミット価格:4,750,000円
  • 数量:0.1 BTC

BTCの現在価格が5,000,000円の場合:

  1. BTCが下落して4,800,000円(ストップ価格)に達すると、4,750,000円での指値売り注文が自動的に発動されます
  2. 市場価格が4,750,000円以下になった時点で売り注文が成立します

通常の注文タイプとの違い

注文タイプ 特徴 使用場面
成行注文 即時約定。価格は選べない 素早い約定が必要な時
指値注文 指定価格での約定。未約定のまま残る 特定価格で買いたい・売りたい時
ストップリミット 条件成立後に指値注文が発動 損切り・ブレイクアウト狙いに使用

バイナンスでのストップリミット注文の設定方法

スポット取引での設定

ステップ1:バイナンスのスポット取引画面を開き、注文パネルで「ストップリミット」を選択します。

ステップ2:以下の3つを入力します:

  • ストップ:注文発動のトリガーとなる価格
  • リミット:実際の指値価格
  • 数量:売買したい数量

ステップ3:「売り注文」または「買い注文」ボタンを押して確定します。

リミット価格の設定のポイント

売り注文の場合:ストップ価格より若干低い価格にリミットを設定します。例えばストップが4,800,000円なら、リミットは4,750,000〜4,780,000円程度。価格急落時に約定しやすくするためです。

買い注文の場合:ストップ価格より若干高い価格にリミットを設定します。例えばストップが5,200,000円(ブレイクアウト狙い)なら、リミットは5,220,000〜5,250,000円程度。

ストップリミット注文の活用シーン

シーン1:損切り注文(ストップロス)

最も一般的な使い方です。保有しているBTCが下落してきた場合に自動的に売却するよう設定します。

「BTCが4,800,000円を割り込んだら、4,750,000円で売却する」という設定で、損失を一定額に抑えられます。

シーン2:ブレイクアウト注文

価格が特定のレジスタンス(抵抗線)を上抜けた際に自動的に買い注文を入れる設定です。

「BTCが5,100,000円(レジスタンス)を超えたら、5,120,000円で買い」という設定で、ブレイクアウトを自動的に捉えられます。

シーン3:トレーリングストップの代替

価格が上昇するにつれてストップ価格を手動で引き上げることで、利益を守りながらさらなる上昇を追う戦略に使えます。

ストップリミット注文の注意点

約定しないリスク:価格が急落してストップ価格を大きく飛び越えた場合、リミット価格での約定ができないことがあります。特にボラティリティが高い時間帯に注意が必要です。

このリスクを軽減するには、リミット価格をストップ価格より低めに設定することで、多少の価格飛びでも約定しやすくなります。

未約定注文の確認:ストップリミット注文はトリガーされて初めて板に出ます。発動したのに約定していない場合は、注文履歴を確認してください。

先物取引との違い:先物取引では「Stop Market(ストップ成行)」注文も利用でき、スリッページを受け入れて確実な約定を優先したい場合はこちらが便利です。

ストップリミット注文をマスターすることで、自動的なリスク管理が可能になり、取引から目を離している時間でも安全に運用できます。


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